環境リスク学

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月刊誌「水情報」(すでに廃刊)を中西準子氏が主宰されていることからなじみの深い学者であった。中西氏の著書である「水の環境戦略」等、かなり一生懸命読んだ記憶がある。
中西準子氏が京大の教授から名誉毀損で告訴されたのを知り、学問的な論争が司法の場に出ることに驚愕している。ひょっとしたら市民参加が影響しているの か?環境カウンセラーとしても非常に興味をもっている。そのせいか、結構深夜までインターネットに向かい、睡眠不足になった頃があった。
とにもかくにも「化学物質」にかこまれている現在「化学物質のリスク評価」は避けて通れない。また、「予防原則」という言葉もよく聞くようになった現在、この「環境リスク学」は読んでおくべき書の一つでもあると思う。